小森貴大が復調をアピール ~防府競輪場~

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小森貴大
会心の逃げ切り勝ちに喜びを噛み締める
大舞台での経験を糧にさらなるステップへ

 10月31日(土)から防府競輪場で行われている『周防国府杯争奪戦』の2日目に小森貴大(111期・福井)が8月の函館G3以来、約3カ月ぶりの勝利を手に復調をアピール。G1初出場となった寛仁親王牌では9着を並べたが、気持ちだけは折れることなくしっかりと前を向いていた。初日は主導権を奪えずに再び大敗を喫したが、初日の反省を踏まえて挑んだ2日目は気持ちの入った逃走劇に笑顔がはじけた。
 
 「(10月)大垣の落車はほぼ無傷だったんですけど、その前(7月福井記念)の落車で野球をやっていた時に痛めていた右肘の状態が悪化したので9月9日に手術をして、長期欠場になりました。でも練習の感じはだんだんと上がってきたので、自分の中では(結果を)いつ出せるかなって感じでした。まだまだ技術面や精神面でも弱い部分はありますけど、前回の寛仁親王牌で初めてG1を経験できたことは自分にとってプラス。上位の選手と走れたことで勉強にもなりましたし、足りない部分もわかった。久々に先行で勝てたので、ここからまた一つ、一つステップアップしていければと思っています。今節もまだ残り2走ありますし、次は地元のF1シリーズ。しっかりと繋げられるように頑張りたい」

細川和輝記者

2020年11月1日 19時04分

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