小森貴大が完全Vを狙う ~青森競輪場~

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小森貴大
デキは抜群
「しっかり自分が勝つ競走をしつつ、ラインでも決められるように」

 7月18日に青森競輪場でFIシリーズ『坂本勉カップ争奪戦』の2日目が開催された。11RにはS級の準決勝が行われて、初日に快速まくりを決めた小森貴大(福井・111期)が登場。外併走からの2角まくりを決めて連勝で決勝への切符をつかみ取った。

 「準決は車番的にも後ろ攻めだったし、突っ張られてからは次のパターンを考えていた。いろいろなパターンは想定していたので。バックのスピードは良くなかったけど、何とかまくり切れた。街道モガキを多くしたことによって、暑さにも対応できるようになってきた。今年ぐらいから”自力自在”とコメントするようにして、しっかり自分が勝つ競走をしつつ、ラインでも決められるようにとは思っています。(川崎記念で)脇本(雄太)さんの番手を回ってから、脚力をつけるのはもちろんだけど、普段から自分がそういうレースをしていないと番手を回れないと思った。福井は寺崎(浩平)とか市田(龍生都)とか強い若手もいる中で、そういう選手の後ろも回れなくなってしまうので。青森は今まで勝ったことがなかったけど、今回は連勝でこれたし、このまま優勝していいイメージにしたい。いろんなパターンを頭に入れて臨みます」

 決勝は吉澤純平や久田裕也といったシード組の機動型が相手となるが、今シリーズの動きであれば三度のまくりを決めて完全Vを果たすシーンも十分にありそうだ。

髙野航記者

2025年7月18日 17時31分

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