3番手から突き抜けた

　4月25日（日）から青森競輪場で開催されているF2モーニングは26日（月）に2日目が行われ、4Rチャレンジ準決勝で塚本貴雄（岐阜・70期）が400勝を達成した。
　レースは松本琢也（兵庫・95期）が人気の関東勢を後方に追いやって中団からまくると3番手を回っていた塚本が直線で鋭く突き抜けた。
　「僕が下りだったから伸びただけで、前2人のおかげですよ。シェフ（前を回った近畿勢）のお任せでしたから。でも外を回せばチャンスはあると思っていた」と笑顔を見せた。「1年前にちょうどチャレンジを走ってその時にボロボロで心が折れた。送りバントもできないのかと。でもそれが逆に良かったのかその経験があったからいまは何とかやれている」と苦労を経ての400勝達成に感慨深げ。「まだまだ通過点」と来月に50歳の誕生日を迎えるが闘志はまだまだ燃えている。

• 選手詳細データ

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  塚本貴雄 選手岐阜・70期