小峰一貴が通算200勝 ~川崎競輪~

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目標を労って喜びの表情を浮かべた(左・小峰一貴、右・浦山一栄)
長かったあと1勝

 川崎ミッドナイト競輪は4日に初日が行われた。1Rでは小峰一貴(埼玉・64期)が浦山一栄(東京・72期)を差して1着。通算200勝を達成した。
 レース後、検車場に引き揚げてきた小峰は「ホッとしました。これでやっとみんなに(200勝リーチだと)言われなくて済む」と安どの表情を浮かべた。それもそのはず、199勝目を挙げたのは2019年4月19日。リーチを懸けてから約2年の月日を費やして、ようやく節目を迎えた。「このまま去って(引退)しまうんじゃないかとも思った」と話したように、代謝の危機に面した時期もあった。「みんなが助けてくれた。浦山君もいつも頑張って引っ張ってくれるし、みんなのおかげ」。次の目標を聞かれると「201勝です」と謙虚に語った。

熊谷洋祐記者

2021年5月5日 00時10分

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