気合を入れ直す武田靖夫 ~取手競輪場~

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武田靖夫
27年走った取手バンクは庭も同然。今シリーズも地元優参を目指す
意地でも地元優参へ

 11月9日に取手競輪場でモーニング開催『¥JOY×プロスポーツ杯』の初日が行われ、地元の武田靖夫(茨城・76期)が2着で準決に勝ち進み好調を維持している。

 「今年の最初の方はギックリ腰があったが、腰が治って4月くらいから感じが良くなっている」と表情にも落ち着きと自信が見て取れる。
 今シリーズは地元で走るのは武田だけ。それだけに気合も入っている。「今回は地元戦で気合も入っている。3日間確定板に入りたい。27年選手をやってきて(取手バンクの)伸びるコースも分かっている」と地の利もある。
 前検日は「最低限優出を」と話し、その思いは初日予選を2着で第一段階をクリア。準決は地区こそ違うものの積極的な新鋭・菅野航基(宮城・119期)を目標に得た。
 「菅野君は競走を見ていても早く仕掛けている。あとは俺がしっかり付いていければ」。菅野の踏み出しに集中して意地でも地元優参を決める。

木村貴宏記者

2021年11月9日 16時07分

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