岩崎佑典が特別昇班 ~岐阜競輪場~

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岩城佑典
今年に入って一気に勢いが爆発

 3月28日に最終日が行われた岐阜競輪FII第8レース・チャレンジ決勝に出走した岩城佑典(愛知・119期)が、村瀬大和(岐阜・119期)との同期連係を実らせて1着でゴールした。これで岩城は3月松阪FIIナイター、岸和田FII、岐阜と3場所連続での完全優勝を達成し、3月29日付けでA級2班へと特別昇班を果たす。

 レースは、村瀬と中込健太(秋田・119期)を先導役にした二分戦。前受けの中込を叩いて赤板過ぎに村瀬が先制していく。引いて5番手に構えた最終2コーナーから渾身のまくりを打つが、引き付けた岩城は3コーナー番手まくりで応戦して完勝した。

 デビューの昨年は優勝に手が届かなかった岩城だったが、1月松阪FIIナイター、同月四日市FIIミッドナイトと同県同期の石田拓真(愛知・119期)の番手を回って立て続けに優勝して勢いに乗った。そこからは破竹のVラッシュで、最初につかんだ特別昇班のチャンスをきっちりモノにした。もちろん、バック数の多さが示す通り本来は先行基本の積極策が岩城の売り。1・2班戦でも持ち味のレースでどこまで結果を出していけるか注目される。

権田浩一記者

2022年3月28日 17時21分

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