まずは内容重視の競走を

　京王閣競輪場では明日17日からFⅡシリーズがナイターで開催される。ここでは着実に力を付けている渡口勝成(山口・119期)に注目してみた。

　渡口は来々期のＳ級点がかかっており、着を意識しているとみられているが、本人の思いは若干違うようだ。「前回の和歌山は、もがけていなかったし、レースができていなかった。踏み切れていない、踏み直せていない。脚がないからダメ。今回は追加を受けて、先輩方から『消極的になってはダメ』と言われた」と、今シリーズは強気に攻める構え。

　「一つ一つ内容重視の競走で。結果が出ればいいけど、それができなかったら自分の実力がないだけ。精一杯、力を出す」と力強く答えた。

　京王閣は初出走だが「大学が日大なので、ここで朝練習をしたことがある」と縁のあるバンク。初日は予選の11レース（19:48発走）に出走で、幸先よく逃げ切りを決める！

• 選手詳細データ

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  渡口勝成 選手山口・119期