連勝での勝ち上がりも初めて

　10月7日小倉競輪場でF1ナイターの決勝戦が行われる。S級ももちろん激戦必至だが、ここではA級戦の決勝戦をピックアップ。

　激戦の準決勝を突破して決勝戦に駒を進めた7選手の中で、唯一連勝で勝ち上がったのが、小倉をホームバンクに活躍する名川豊（福岡・99期）だ。
　名川は初日特選を鮮やかなまくりで制すると、準決勝は瀬戸晋作の番手から直線で差し切って勝利。準決勝のレース後には「瀬戸君が長い距離を行ってくれたので、（番手で）プレッシャーはあったけど、ワンツーが決まって良かった。余裕はありました。日に日に良い感じですね」と振り返っており、抜群と言える。
　「地元での優勝はまだないので、優勝したい。地元でのピンピン（連勝の勝ち上がり）も初めてです」。
　競輪選手にとって普段から練習しているホームバンクでの優勝は格別なもの。決勝戦は菅野航基－瀬戸晋作の後ろとなるが、誰よりも強い気持ちで地元優勝を目指す。

• 選手詳細データ

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  名川豊 選手福岡・99期