栗田雅也の一番弟子・田中孝彦が決勝へ ~小倉競輪場~

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田中孝彦
師匠のポーズで写真撮影に応える
決勝戦は準決勝同様、遠藤勝弥の番手回り

 12月17日から小倉競輪場で開催されているミッドナイト競輪F2シリーズは19日に最終日が行われる。今節で引退となる栗田雅也(静岡・84期)の一番弟子、田中孝彦は並々ならぬ思いで今シリーズに参加しており、準決勝を1着で突破して決勝進出を決めた。

 準決勝を終えた田中は「弟弟子の遠藤君が全部やってくれた。二人で勝ち上がりたかったしホッとしました」と振り返る。

 師匠の栗田は今開催で引退。師匠のことについて聞くと「A級で初優勝した時も栗田さんと一緒で、200勝した時も一緒。逆に栗田さんが観音寺競輪で記念優勝した時も一緒でした。ずっとお世話になりましたし、いい思い出しかないですね」と今までの師匠との思い出を教えてくれた。

 決勝戦は弟弟子の遠藤勝弥を先頭に、渡邉晴智が3番手を固めて同門で結束。番手回りとなり「晴智さんが譲ってくれたし、責任重大な場所ですね。気持ちにこたえられるように頑張ります」と意気込みは十分。

 師匠への恩返しを、最高の形で締めくくる。

及位然斗記者

2022年12月19日 00時15分

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