谷口遼平がS班撃破し好調ムード ~大垣競輪場~

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谷口遼平
準決勝も台風の目となるか
準決勝は平原康多率いる関東勢が立ちはだかる

 3月4日から大垣競輪場で開設70周年記念「水都大垣杯」GⅢが開催されている。二次予選の9レースに登場した谷口遼平(三重・103期)は外併走から力強いまくりを決めて連勝。S班の新山響平(青森・107期)を相手に金星を挙げて、弾みをつけて準決勝に勝ち進んだ。

 レースを終えた谷口は「新山(響平)が全部引くと思ったんですけどね。併走でしたけど道中で余裕はありましたね。ただ踏み出しが良くなかったので、その分ラインで決められなかった」とライン決着へ導けず反省を口にするも、状態面では手応えを掴んでいる様子。

 前回のG1(全日本選抜)では全て最終バックを取って2度の連対。好調ムードは続いており「年末の平塚で優勝した時から大きめのフレームに変えたんですけど、それが今の自分に合ってきている。踏み出しは少し重いんですけど、あとから伸びてくれますね。前以上に早めに仕掛けても粘れるようになった」と好調の要因を教えてくれた。

 準決勝は11レースに登場。S班の平原康多(埼玉・87期)率いる関東勢を相手に、再度の金星を挙げられるか注目だ。

及位然斗記者

2023年3月5日 18時31分

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