初V目指す松下綾馬が強地脚で別線圧倒 ~大宮競輪場~

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メインに抜てきされて気合いが入る
初出走の500バンクを颯爽と駆け抜ける

 6月15日(木)から大宮競輪でモーニング7が開催される。今シリーズは121期が4人参加となったが、全員が西日本の選手。その中でメインレースに抜てきされた松下綾馬(岡山)にスポットをあてた。

 「500バンクは今回が初めてです。どこから仕掛ければいいのか、全くのわかりません(苦笑)。指定練習で何とか感触を確かめてレースに臨みたいです」とやや不安がある様子だった。

 「自分は地脚タイプでスピードが全然足りない。ペースに持ち込んでしまえば力を出し切れるんですが、出させてもらえないと厳しくなる。組み立てのあまさもあり、決勝ではそれがモロに出ていますね。それもあって優勝はまだありません」と課題は見えている。「今回は同県の矢部駿人君と決勝で連係できそうですが、自分は人の後ろを回ったことがないので前で頑張るつもりですよ」とのこと。

 予選、準決は6場所続けてピンピンで勝ち上がっており、ここも油断なく主導権を握って同県の坂本智哉(岡山・82期)とのワンツーを目指す。

永岡孝史記者

2023年6月14日 16時05分

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