通算500勝達成は52人目！

　12月8日から岸和田競輪場で開催されているミッドナイトF2シリーズ初日のメインレース、初日特選で坂上樹大（石川・80期）が節目の500勝を達成。デビューから26年3ヵ月23日での達成となった。通算500勝達成は西浦仙哉（三重・73期）以来、通算52人目（男子選手では48人目）の記録となる。

　レースは前受けした安藤直希が赤板で勝部貴博を突っ張る。打鐘を目掛けて勝部が巻き返しに出ると叩かれた安藤は中団に下げて坂上樹大は後方6番手に。しかし、最終ホーム手前から坂上が意を決して踏み上げるとペースを緩めていた勝部を1コーナー過ぎに捕らえる。鷲見逸喜を連れて別線を突き離すとそのまま振り切ってゴール。自らの仕掛けで節目を達成してみせた。

　今期は優勝4回とタテ脚は衰え知らず。22年7月からA級に陥落していたが、来期はS級2班に返り咲く。このままの調子を保って年を越したいところだ。

• 選手詳細データ

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  坂上樹大 選手石川・80期