川口聖二が通算200勝 ~奈良競輪場~

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川口聖二
20勝?ではなく、通算200勝をまくりで達成
落車明け2場所目で上昇カーブ

 奈良競輪場で令和6年能登半島地震復興支援競輪・開設73周年記念「春日賞争覇戦(G3)」が、2月22日に幕を開けた。初日、一次予選の4レースでは、川口聖二(岐阜・103期)が好位からまくって1着。13年7月のデビューから約10年半で、通算200勝を遂げた。

 落車明けだった前回の小松島では437着と調子も一息だっただけに、振るわず未勝利に終わっていた。そこから2週間以上空いて、状態も上向きで迎えた久しぶりの記念シリーズ。
 「200勝は初日に決めたい」との前検日の言葉通り、有言実行で早々にメモリアルを飾った。
 「うれしいですね。前回よりは(状態的にも)はるかにいい。あとは力強さが欲しい。もうちょっと進んでくれれば。(2日目以降も)201勝、202勝と…」
 14年に特進でS級に上がってから、A級陥落は一度もない。200勝の大半をS級で挙げている川口は、これからもこのステージで勝ち星を重ねていく。

竹内祥郎記者

2024年2月22日 12時52分

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