初日は豪快なカマシで一番人気に応える

　3月23日から小倉競輪場でミッドナイト競輪ガールズシリーズが開催されている。3レースに登場した前田義和（鹿児島・94期）は豪快なカマシで別線を完封し、ラインで上位独占を決めた。

　レースを終えた前田は「3テンポぐらい仕掛けるのが遅かったですね（笑）。ただ結果的にライン3人で決まったので。調子は問題ないですし、仕掛けるポイントだけですね」と振り返る。

　昨年8月の大宮で先頭員早期追い抜きによる失格で今年1月から復帰。前回の名古屋で優参するなど徐々に調子を上げており「あっせんが止まってからは、競輪を見るのも嫌だったんですけどね。復帰戦は怖すぎて全然感覚も違って。脚自体は欠場する前よりも上がっているし、あとはレース勘だけなので。今回はチャンスあるメンバーですし、決勝に上がれるように」と腐らず前を向き、本人の手応えも上々。

　本来の輝きを取り戻しつつある前田の走りに準決勝も注目したい。

• 選手詳細データ

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  前田義和 選手鹿児島・94期