41歳にして来期初S級の高橋成英 ~松戸競輪場~

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高橋成英
40歳を過ぎても積極的な走りでファンを魅了する
スタイルは変えず走る

 松戸競輪場では明日の4月1日からA級1、2班戦でのミッドナイト開催が行われる。ここで注目したのは41歳にして初めて来期S級に昇級する高橋成英(愛知・89期)だ。
年齢を遅くしてのS級昇級は追い込み型の様に感じられるが、自力型の高橋は稀な存在の部類に入るだろう。

 「S級に昇級して相手は強くなるといっても、僕のスタイルは変えません」ときっぱり。そこには自力で着々と点数を上げてきたからだろう。
2019年時にはA級3班だった高橋は「ケガも多かったからね。大腿骨、胸椎、背骨も骨折した」。それでも高橋は「頑張れば成果は出る」と地道に努力を重ねてきた。

 前回の高松は決勝進出ならずも1月の名古屋から前々回の岐阜まで6連続優参中だった。好調の要因はどこにあったのだろう。
「前期の終わりくらいかな。積極的に行った方が良いと。その時の展開に応じてまくりになる可能性もあるけど」と話す。
今は積極的な気持ちを持って走る構えだ。そのスタイルはS級になっても変えるつもりはない。

木村貴宏記者

2024年3月31日 17時25分

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