今年初Vを狙う落合達彦 ~大宮競輪場~

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落合達彦
連日の判断と伸び良く今年初Vを狙う
フレームを戻して好調

 大宮競輪場では28日に2日目の競走が行われ、第11レースでは目標の川田忍(神奈川・87期)は好位まくりを張られたが番手の落合達彦(静岡・96期)が判断良く内を掬って伸びた。

 落合は「(川田がまくりを)止められたと思って内へ行くしかないと。落ち着いて走れました」と話すが連日の判断が良い。要因はどこにあるのだろうか。
「今回からS級時に使っていたフレームに戻しました。秋田の内藤(宣彦)さんが使っているフレームです。来期はS級に戻るし、暖かくなってきたから使ってみようと。ポンと入れた時に(車が)スッと出る感じです。落ち着いてコースも見えています」。

 落合は今年S降りで年初めには「5回の優勝」と目標を立てていたが、意外にも今年はまだ優勝がない。決勝は房州輝也(91期・福島)を目標にすることになったが、今回のデキなら房州が動いてくれれば惰性を貰って鋭く伸びるケースは十分あるだろう。「今回は優勝を」と前検日から話していた落合のV獲りに期待したい。

木村貴宏記者

2024年4月28日 18時22分

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