芦澤大輔は盟友の引退に何を思う ~京王閣競輪場~

「平原にはものすごい励まされた。彼が思っていた競輪を自分が伝えていけたら」
5月23日から京王閣競輪場でFIナイターシリーズが開催される。S級初日特選には名マーカーで古き良き競輪の伝道師・芦澤大輔(茨城・90期)が登場予定。23日に発表された盟友・平原康多の現役引退を受け、今の心境を語った。
「昨日聞いて、信じられなかった。すごく寂しい。(これまで)平原にはものすごい励まされた。お互いいい時も悪い時もあったけど、平原は自分が負けた時でも、アッシー良かったねって笑顔で言ってくれたりした。彼なりに考えて、お客様の期待に応えられなくてこの決断にいたったんだなと。潔すぎますね。平原を追い越すなんて到底できないけど、彼が思っていた競輪を自分が伝えていけたら。(競輪が変わりつつあるなかで)自分は変わっちゃいけないと思って、やってきたつもり。トップ選手が抱えているプレッシャーとは違うけど、いい競輪をやっていきたい」
状態面に関しては「前回の宇都宮記念は(ラインの)おかげさまで、久々にトップ選手と戦って脚のレベルも上がった感じです。状態も上がってきている」と良好な様子。「次の地元記念につながるように」とまずは初日特選、寺沼拓摩-長島大介の3番手回りから気迫あふれる走りを披露する。
2025年5月23日 15時40分
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選手詳細データ
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芦澤大輔 選手茨城・90期