成績急上昇の出口謙一郎 ~青森競輪場~

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出口謙一郎
師匠のフレームで動きが一変
「進みは良かった。この感じなら決勝も楽しみです」

 6月14日に青森競輪場でFⅡミッドナイトシリーズの2日目が開催された。8RにはA級の準決勝が行われて、前回の静岡から動きが一変している出口謙一郎(岐阜・123期)が登場。レースは初手で中団を確保し、前受けした菊地圭が突っ張りサラ脚で中団を確保。しっかり好展開を生かし、最終2コーナーからのまくりを決めて番手の谷田泰平を振り切り決勝進出を決めた。

 「初手は中団が理想で、取れなかったら前よりは後ろの方がいいと思っていた。谷田さんに中団を取って頂いたおかげで、展開も良くなりました。中団からでも先行する気持ちはあったけど、菊地君が結構カカっていたので。あとはしゃくられないように内も気にしつつ踏んだけど、感じは良かったです。最近は先行ばっかりだったし、まくりだとどうかなと思ったけど、練習の成果が出ていますね。(前回から師匠の志智俊夫のフレームを使い)めちゃめちゃ脚がたまる感じがあるし、進みは良かった。この感じなら決勝も楽しみです」

 前回の静岡では2連対で優出を果たし、決勝でも確定板入り。フレームを換えて見違えるような動きを見せており、今シリーズの動きも良好だ。決勝は実力伯仲の一戦となるが、激戦を制してのV獲りも十分にありそうだ。

髙野航記者

2025年6月15日 02時42分

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