廣木まこは2着も内容を反省 ~取手競輪~

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廣木まこ
久留米ガールズの一員だ
課題に真正面から取り組む

 取手競輪ガールズF1は、10日(土)に初日が行われた。ガールズ予選1、7レースは廣木まこ(福岡・118期)が2着。好調さの伝わるレースだったが、本人は渋い表情でレースを振り返った。

 「メリハリがない…」。自身の課題をこう話す廣木は、初日2着の結果にも決して満足していない。厳しい自己ジャッジを下した。

 「自分の課題はメリハリなんです。(最終ホームで6番手から追い上げてから)高橋(梨香)さんに先に行ってもらって、脚をためてからまくりに行こうと思った。けど、まくりに行く時にもっとカツンと踏んでいけば良かったです。じわじわ行く感じになったから、高橋さんと踏み合いになってしまいました。消極的ですよね。カツンと踏んで、スッと出られていれば、バックも取れたのに」

 今の課題は明確。上位陣との差を埋めて現状を打破するためにも、今はひたすらに練習とレースに真摯に取り組んでいる。

 「もともと地脚系の脚質なんですけど、メリハリを付けるためにダッシュを意識した練習をしています。カマシに反応する練習とか、いろいろ工夫して。レースでも、カツンと踏んで前に出切って最終バックを取ることを意識してるし、今はとにかくメリハリを付けることが大事なんです」

 11日(日)に行われる予選2、6レースは、飛ぶ鳥を落とす勢いの竹野百香が相手。課題克服に努める廣木が、新鋭相手にも臆することなく仕掛けて行く。

熊谷洋祐記者

2024年2月10日 18時21分

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