真価が問われるシリーズ

　9月16日（金）～9月17日（土）にTIPSTAR DOME CHIBAで「PIST6 Championship 2022-23」サードクォーター PIST6カップ1が開催される。今シリーズは活きのいい若手が多数参戦し激戦模様だ。本日行われたタイムトライアルでは、前回初優勝を飾って波に乗る中島詩音が10秒367を叩き出して、全体1位の数値をマークした。

　指定練習前のインタビューでは「しっかり練習もできたし感触はいい。タイムトライアルでは自己ベストを出して優勝したい」と好調振りをアピールした。タイムトライアルを1位で通過したが、自己ベストの10秒226には及ばず、悔しそうな表情を浮かべる。今回は同期のライバルが多数参加しているだけに、闘争心は普段以上に燃えているようだ。
　「脚が重く感じたし、引っかかる感触があった。そんなにいいタイムではなかったけど、大学の時から知っている村田（瑞季）さんにも勝てたしいいスタートは切れた。（木村）皆斗も高校の時から知っているし、可愛い弟みたいな存在だけどレースでは負けたくはない」
　「内容も結果も求めていきたい」と志は高く、2度目のVへ向けて初日からエンジン全開だ。

　主なタイムトライアルの成績は以下の通り
1位　　　中島 詩音　10秒367
2位　　　村田 瑞季　10秒377
3位　　　渋谷 海　　10秒448
4位　　　遠藤 勝弥　10秒452
5位　　　鈴木 伸之　10秒483
6位　　　木村 皆斗　10秒522