PIST6の6月第1戦が開幕! ~TIPSTAR DOME CHIBA~

全プロ競技チームパーシュートVの渡辺正光が登場
6月3日(火)からTIPSTAR DOME CHIBAでPIST6 2025 6月 第1戦が開催される。これまでに8度の優勝実績を有している地元の根田空史(千葉・94期)が優勝候補の筆頭格。実績面で次ぐ伊藤信(大阪・92期)や、出場7回すべてで決勝進出を果たしている真鍋智寛(愛媛・121期)など若手からベテランまで強豪がそろった開催で、V争いはかなりハイレベルとなりそうだ。
ここでは直前に行われた「第72回全日本プロ選手権自転車競技大会」の4kmチームパーシュートで優勝を飾った北日本地区(福島チーム)の渡辺正光(福島・95期)に話を聞いた。4km個人パーシュートでは全プロ競技大会で2度の優勝があり、昨年も2位と表彰台入りを果たしていた渡辺だが、今年は4kmチームパーシュートにエントリー。この種目では初の優勝を飾った。
「全プロでの優勝が今年の1つ大きな目標だったので、優勝できてホッとしました。(レースは)優勝を狙っていたので、序盤からかなりハイペースでしたね。窪木(一茂)君が先頭で7周引くというのは作戦だった。残り4周で窪木君のすぐ後ろだった(佐々木)雄一さんが離脱して、追いかけるのにかなり脚は使ったし、窪木君の後ろになって脚が千切れるかと思いました。7年前青森の全プロで4km個人パーシュートで優勝していて、青森とは相性が良いのかもしれない。今年は病気や落車があって(寬仁親王牌出場には)まだ最低出走回数が足りていないので気が抜けない。まずは走って少しずつ調子を戻していきたいですね」
今期はA級に降級し、2度の落車などでなかなかリズムに乗り切れなかったが、この優勝を1つのキッカケにして浮上を目指す。
2025年6月2日 16時16分
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選手詳細データ
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渡辺正光 選手福島・95期