村田祐樹が2場所連続Vを狙う ~川崎競輪場~

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村田祐樹
勝負所を逃すことなく仕掛けて6連勝を狙う村田祐樹選手
地元の同期と本格デビュー後は初対戦

 7月29日(金)に川崎競輪場で行われたミッドナイトF2シリーズのチャレンジ戦は新鋭の村田祐樹(富山・121期)と地元の齋藤雄行(神奈川・121期)が連勝で勝ち上がり30日(土)の決勝で激突する。大宮のルーキーシリーズの最終日に対戦したときは村田祐樹が勝利しているが、両者ともにゴールデンキャップを獲得している逸材で今回の勝負のゆくえは果たして…。地の利ある齋藤雄行を相手に再び攻略の糸口を探っている。
 
 「今回は連勝ですけど、2日間とも反省点が多いレースなので。後手になってしまっているし、準決勝は中団を確保した方が良かったのかなって。仕掛けるタイミングも難しかったですね。齋藤さんとは大宮のルーキーシリーズで対戦していますけど、落車のアクシデントもあったので。一人とライン戦ではまた変わってくると思います。自分はまだまだ巧く走れていないですけど、2日間の反省を生かして勝てるように頑張りたい」。
  
 初日には上がり11秒4のまくりで快勝している村田祐樹。本人は「地脚タイプなのでダッシュにはそこまで自信はない」と話しているが、トップスピードは抜群でコーナーの下りを使った仕掛けでスピードに乗せ切れれば最後まで踏み切れるタイプ。地元で初優勝を狙っている齋藤雄行との同期対決から目が離せない。

細川和輝記者

2022年7月30日 01時34分

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