村田祐樹が特別昇班を決める ~取手競輪場~

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村田祐樹
積極策で内容も追求して特別昇班を決める
抜群の機動力で別線を圧倒

 8月15日から17日にかけて行われている取手モーニング競輪は12R制で、17日(水)の最終日10Rはチャレンジ決勝が行われる。本格デビューとなった富山、川崎と2場所完全Vを決めた村田祐樹(富山・121期)が特別昇班にチャレンジする。

 予選は突っ張って近畿3車で決めて、準決は同期の比佐宝太(福島)との激しい踏み合いを力でねじ伏せ、後続を千切って無傷で決勝に駒を進めた。

「予想通りの展開になりました。突っ張るのが有利だと思っていたので巧くいきました。風が少し気になったけど、体はいつも通り動いてくれた。決勝は3車になったのでラインの厚みを生かして走ります。力を出し切った結果、特班できればいいですね」と気を引き締める。

 決勝は同期の齋藤雄行(神奈川)が相手。前回の川崎では打鐘から主導権を握り、まくり返してきた齋藤を合わせ切っての完全V。今回も三分戦だけに同じようなレースになるのか注目で、村田が別線に隙を与えず駆けて9連勝を達成し、チャレンジを卒業する。

永岡孝史記者

2022年8月16日 14時46分

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