地元の村田祐樹が力強い走りで二次予選を突破 ~富山競輪場~

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村田祐樹
地元ファンの声援を力に変えて決勝進出を目指す
地元の意地で決勝進出を目指して果敢に攻め切る

 6月13日に富山競輪場で行われた第13回大阪・関西万博協賛競輪のシリーズ2日目の7レースに登場した地元の村田祐樹(富山・121期)は初日に続いて積極的な仕掛けで別線攻略に成功してラインで上位独占。ここまで未勝利ながらも突っ張り先行と、カマシ先行で存在感を放っている。地元G3でプレッシャーを感じている様子ながらも、準決勝も持ち前の先行力を発揮して決勝進出を目指す。

 「昨日よりは緊張せずに走れたので良かったです。(突っ張るか引くかは)相手の出方次第とスピード次第で。たぶん勢いよく来ると思ったので引いてと思って。山根君は中団キープかなって思ったんですけど、切ったのでそこは予想外でした。前が踏んでいなかったので、出切れる感じのスピードでいって。バックではいっぱいだったんですけど良かったです。連日、緊張が良くない方向に出ているので、もう少し落ち着いてレースに臨めるように」
 2日目のレースを振り返りながら冷静に自己分析をする村田。昨年の地元記念は二次予選で敗退してしまったが、今年は準決勝までしっかりと勝ち上がってきた。「G3の決勝は岐阜記念で
1回だけ乗っただけですね。地元なので今回は頑張りたい。三宅さんが3番手につけてくれるのもありがたいです」と力を振り絞り、決勝進出を目指す。

細川和輝記者

2025年6月13日 17時49分

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