三浦生誠は初の勝ち上がりにひと安心 ~青森競輪~

photo-106622
三浦生誠
レースに慣れれば大化けしそうな予感
緊張を克服して1着

 青森競輪モーニングは、7月23日(水)に初日が行われた。3レースでは、三浦生誠(岩手・127期)がまくりで1着をゲット。本格デビュー2戦目にして、初めての勝ち上がりを決めた。

 本格デビュー初戦の7月大宮は、「人生で一番だった」という極度の緊張から、初日6着で勝ち上がりを逃してしまった。あがり症を克服しようと、師匠の佐藤博紀(岩手・96期)や、佐藤友和(岩手・88期)らの先輩選手からアドバイスを授かって挑んだ今節。いきなりその成果が出て、予選は落ち着いた走りで1着スタートを決めた。

 「師匠から、発走機に付くまでは何も考えるなって言われて、それを全うできました。心臓はバクバクしてたんですけど、気持ち的には前回よりも落ち着けていました。レース中にテンパっちゃったところもあるんですけど、最終的にラインで決まってほっとしました。(佐藤)友和さんにセッティングを見てもらって、それも良かったです。緊張してペダリングがうまく回せなくなってしまうから、力ずくで踏んでも進むようなセッティングに変えてもらえたんです。それのおかげで、前回よりも進んでくれました」

 組み立てにこそ課題は残したが、この1着で精神的にはより落ち着けるだろう。ゴールデンキャップを獲得した実力は、まだまだこんなものじゃない。

熊谷洋祐記者

2025年7月23日 13時02分

開催情報

ページトップへ