初の準決勝に挑む林佳宗依 ~松戸競輪場~

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林佳宗依
新人らしく強気の走りで決勝進出を目論む
構えずに堂々と攻めたい

 松戸競輪場では27日からチャレンジ戦でのモーニング開催が行われており、第1レースでは林佳宗依(富山・127期)が2着に逃げ粘って準決勝へ駒を進めた。

 初手は前受けだったが、細田純平が赤板前の2センターで前に出ると林は車を下げた。そこから打鐘前で先頭に立っての先制。逃げ切るかに3番手を回る坂本佳憲の強襲を受けた。
本人は前検日は「前を取って突っ張って勝つ方がカマして勝つよりかっこいい」と話していたが展開は少し違った。「出す気はなかったけど、細田さんが長く踏んでいたので、どうすれば得策かと。(細田を)出してすぐ引いて行ったけど、そこは経験を積んでいきたい。後は最後にタレるのも課題です」。

 とは言え前回は地元の富山で負け戦で初勝利、今回は準決進出と一歩ずつ上昇への階段を踏んでいる。「新人戦の時はインフルエンザがあって、体調を崩していた。準決は構えずに、堂々と攻めていきたい」。地元の富山は今回の松戸と同じ短走路。準決は機動型では地元の山本天平や菱沼元樹が相手で積極的なタイプがそろったが、臆することはない。
前々に攻めて勢いに乗り決勝への切符をつかみたい。

木村貴宏記者

2025年7月27日 14時45分

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