佐藤魁皇が中を伸びての準優勝

　7月31日から小倉競輪場で開催されていたミッドナイト競輪は8月2日に最終日が行われ、7レースに行われたチャレンジ決勝戦では中田拓也（広島・127期）が番手絶好の展開を生かして2場所連続完全優勝を決めた。

　レースを終えた中田は「全ては諸隈君のおかげですね。もちろん残したかったですけど、自分の技量不足で。先行に応える意味でも踏ませてもらいました」と前で風を切ってくれた同期を労う。

　シリーズを振り返っては「少しずつライン戦に順応しているとは思うんですけど、まだ道中の上げ方が甘いですしダッシュも磨いている最中なので。まだまだ修正点はあります」と過信はせず、上を見据えて現状の課題を見いだしている様子

　次走（宇都宮・8月8日～10日）は力ある新人が集うルーキーシリーズを控えており「みんな強いですし、自分は胸を借りるつもりで頑張るだけです」と挑戦者の気持ちで真っ向勝負に挑む。

　中国地区にあらわれた大型ルーキーの走りに今後も注目だ。

• 選手詳細データ

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  中田拓也 選手広島・127期