ベストメンバーが出揃った『湘南ダービー』決勝 ~平塚競輪場~

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古性優作
研ぎ澄まされた感性で別線に立ち向かう
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新田祐大
自慢のスピードで別線を脅かす
日増しに上向く感触で優勝争いに加わる

 10月4日(月)に平塚競輪場で行われる『湘南ダービー』決勝を走るベストナインが出揃った。S班は3名勝ち上がり、タイトルホルダーの仲間入りを果たした古性優作も決勝進出。並びは以下の通りに決定した。
 
 ①郡司浩平-⑥松坂洋平
 
 ②新田祐大-④小松崎大地
 
 ③清水裕友-⑦小倉竜二

 ⑨古性優作-⑤稲川翔
 
 ⑧野田源一
 
 注目を集めるのは地元のエース郡司浩平となりそうだが、準決で抜群のスピ―ドを披露している古性優作(大阪・100期)の存在も見逃せないだろう。
 同じようなメンバー構成であった初日特選では4着に敗れて肩を落としたが、日増しに上向く感覚を頼りに逆転Vへ集中力を高めている。
 
 「準決は10秒9でまくれましたけど、大槻さんが絡まれた煽りとか、最後(最終2センター)の接触がなければもっとスパッとまくれていたと思う。そのくらい感触は良かったですね。緩んでしまっていた筋肉もいい感じに張りがでてきましたし、初日が底だとしたら日増しに良くなっていますね。道中から自転車が流れる感じが初日と全く違いましたし。みんな強いですけど、稲川さんとしっかりと戦いたい」

 新田祐大は単騎戦だった初日から3日間とも積極策。攻撃的な姿勢は着順以上に状態の良さを表している。
 「準決は顔見せから風が吹いていたので仕掛け所を決めておいた方が良いと思った。連日、積極的に仕掛けて攻めることができている。あとは自分の力を出せる様な組み立てをできれば、決勝こそは1着を取れると思う」

細川和輝記者

2021年10月3日 19時30分

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