『玉藻杯争覇戦』決勝 最強のMENは? ~高松競輪場~

photo-38327
3連覇がかかる松浦悠士

 高松競輪開設71周年記念『玉藻杯争覇戦』は、30日(日)に決勝戦を迎える。注目の並びは以下の通り。

 ①古性優作-⑦山田久徳

 ②松浦悠士-⑤佐藤慎太郎

 ④小川真太郎-③香川雄介-⑧池田憲昭-⑥原誠宏

 ⑨中川誠一郎

 大会3連覇のかかる松浦悠士は「(清水)裕友の4連覇や、平原さんの3連覇はすごいな!って思いますよ。(2連覇しているし)バンクの感触はいいですね。(準決勝で)手応えはあったので、不安や悩みはなくなった」とディフェンディングチャンピオンとしてV獲りに挑む。

 松浦には佐藤慎太郎が付いてSSラインを形成。「(松浦との連係は)4回目くらい。久留米(熊本記念代替)の時以外は相性抜群。地元勢には申し訳ないですけど。魅力しかない選手だし、好きに走ってもらう」と過去の連係実績を教えてくれた。2020年伊東の共同通信社杯の二次予選などではワンツーを決めており、相性の良さを決勝戦でも出せるか。

 GP王者の古性優作は二次予選後に「和歌山より感触はいい」と復調を実感しており、準決勝では「昨日(二次予選で)情けないレースをしたので、その分もと思っていてバックは取れるように走った」と力勝負で別線をねじ伏せた。「初日が一番感触は良かった。今日(準決勝)は良くなかったけどクールダウンをして調整をしたら大丈夫だと思う」と決勝に照準を合わせる。

 地元3人の前を走る小川真太郎も気合いが入る。「(二次予選で連係した)久田も(準決勝で連係した)石原も練習を一緒にしたことがあって、恵まれてここまでこれた。その分も決勝は頑張りたい」と四国の若手の気持ちを汲んで決勝に臨む。「高松は、小松島バンクが改修中だった時に半年住んでいっぱい練習していたバンク。走り方はわかっているし、いつもの高松記念よりは走れている」と、走り慣れた走路で、闘志溢れる走りを見せてくれるに違いない。

小山裕哉記者

2022年1月29日 22時22分

開催情報

ページトップへ