九十九島賞争奪戦が明日開幕! ~佐世保競輪場~

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中川誠一郎(左)、井上昌己(中)、山田庸平(右)
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平尾一晃
地元のトップバッター
地元勢は5名が参戦!

 7月23日から佐世保競輪場を舞台に開設72周年記念『九十九島賞争奪戦』G3が開幕する。普段は冬に開催される佐世保記念だが、今回は初めての夏の開催。出場選手はS級S班の2名だけでなく、直前のサマーナイトで優出した新田祐大、和田健太郎、森田優弥も顔を揃え好メンバーが集結したが、地元の九州勢が一致団結して迎え撃つ。

 初日特選では九州3名が結束。地元の大スターでもある井上昌己(長崎・86期)が番手を務める形となった。
 「前回のサマーナイトは思っていた以上に良くなかった。イマイチどころかイマニぐらいでしたね(苦笑)。今回は地元記念なので、1着取れるときはモノにしていきたいと思っている。前回が終わってからは普通に休んで練習もした。昨日(前検日の前日)もしっかりと自転車に乗った。デビューしてから夏の地元記念は初めてなので違和感はあるけど、いいメンバーが揃いましたね。5月の全プロも出られなかったから今回はしっかりと頑張りたい。2人(山田庸平、中川誠一郎)が気を使ってくれたから番手で頑張ります」と地元ファンの期待に応えるべく、気合は十分に入っている。

 地元の一番手は井上に師事する平尾一晃(長崎・111期)だ。
 「防府が終わってから中15日空いたことでやれるだけのことはやってきたから不安材料はないですね。直前の練習ではベストタイムも出せたし、練習の成果は出てきていると思う」と仕上がりは抜群。「今回の目標は師匠の(井上)昌己さんと一緒に走れる所までいくこと」とやる気満々。地元記念で師匠と連係するためにもまずは予選突破に集中する。

池端航一記者

2022年7月22日 15時56分

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