三重師弟両者が奮闘! ~小倉競輪場~

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浜地晴帆
師匠の前で2度目の優出を目指す
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三宅裕武
弟子の前で下手なレースはできない
三宅裕武は連勝を目指す!

 8月17日から小倉競輪場でF1ガールズシリーズが開催されている。A級初日特選を三宅裕武が制すると弟子の浜地晴帆が7レースで本格デビュー後、初めて予選1で確定板入り。三宅と浜地の師弟両者が笑顔でレースを振り返った。

 7レースで児玉碧衣の強さを初めて体感した浜地晴帆は「児玉さんに付いていくことはできなかったけど、児玉さんの後ろを初手から回れたのはすごくいい経験でした。素晴らしい選手でスピードを体感したかったけど、実際走って、すごかった。離れたけど、あきらめずに踏んで3番手の位置に入れたし、良かったです。太田姉妹と練習しているのが少し生かせたと思う」とガールズ界でも1、2を争う児玉のレースを体感して感動した様子。
 「A級で師匠が勝ってひとつ前の6レースでは(太田)瑛美さんも勝っていたので、流れを止めたくないと思っていた。そういう意味で緊張はしましたね」と話してホッとしていた。
 
 A級初日特選を制した師匠の三宅は「谷口君が先行してくれたから自分もやれることやろうと。別線の仕掛けも見えて止まったのも確認できたしライン決まってよかった」とレースを振り返った。
 「S級ではなかなか、記者さんに囲まれることも少ないですからね(笑)。状態も良いし、今回は弟子もいるから頑張りたいんですよね」と弟子の前で白星を挙げて納得の表情をみせていた。

 三宅は準決勝4レースに登場で、初日特選同様に谷口明正を目標にする。浜地は7レースで再び児玉碧衣と対戦。仲の良い師弟両者の2日目の走りにも注目したい。

池端航一記者

2022年8月17日 21時52分

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