大波乱の最終レース ~伊東温泉けいりん~

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三宅達也
大番狂わせの立役者
3連単は837,660円の配当

 伊東温泉けいりん開設72周年記念「椿賞争奪戦」は23日に2日目が行われ、最終12レースは断然の一番人気に推されていた深谷知広(静岡・96期)がまさかの敗退。大波乱の決着となった。

 レースは、赤板で前に出た佐伯亮輔(岡山・113期)がハイペースで飛ばす展開。7番手から巻き返しに出た深谷は嵯峨昇喜郎(青森・113期)の先まくりで苦しくなる。さらには、最終バックから三宅達也(岡山・79期)が番手まくり。これで深谷は完全に後退。三宅が押し切って桑原亮が2着に続き、3着には内を突っ込んだ小埜正義(千葉・88期)が入り3連単は319番人気で837,660円の超特大配当が飛び出した。1着の三宅は「(佐伯は)気合いが入ってたし、それを無駄にできなかった」と後輩の頑張りに感謝しきりだった。

 松戸記念、広島記念、そして今開催と、来年のS班がいないこともあり実力が拮抗。さらには期末ということもあって勝負駆けの選手もいる。ここ数場所のG3は度肝を抜くような配当のレースが多く、3日目以降も、大穴を狙ってみる価値はありそうだ。

熊谷洋祐記者

2022年12月23日 19時05分

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