小原太樹が5年ぶり2度目の記念制覇を達成 ;~玉野競輪場~

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表彰式で賞金ボードを掲げてポーズを決める
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外を迫る松浦選手を3/4車輪差で振り切ってゴール線を通過
2日目からフレームを戻して自転車の伸びが一変

 3月29日(水)に玉野競輪場で行われた開設72周年記念『瀬戸の王子杯争奪戦』は小原太樹(95期・神奈川)が強敵を破り見事に優勝。準決勝でも番手を回った渡邉雄太の仕掛けに乗ってゴール線へ一番乗り。2018年4月の川崎記念『桜花賞』以来となる自身2度目の記念制覇を達成した。前回のウィナーズカップから新車に乗り換えていたが思うように噛み合わず、2日目から以前のフレームに戻したことが結果的に奏功した印象で、思い入れのあるピンクの8番車のユニフォームで頂点に輝いた。
 
 【小原 太樹(1着)】
「本当に雄太君のおかげですね。一回動いてからチャンスがあるところで仕掛けられればって。(渡邉の)出も良かったんで。自分は松浦君と併走になったのでそこだけ凌げればどちらかが良い着を取れるなって思っていました。あそこで取られてしまったら迷惑をかけてしまうので死守しようと思っていました。タテ脚ある選手がいましたし、最後は獲りにいこうと思いました。慎太郎さんが見えて(優勝したかは)半信半疑だったんですけど。(2018年4月の川崎記念を8番車で優勝しているが)走る前になんか流れがきているんじゃないかなって思って。(8番車で)地元のG3で初めて優勝できたので思い入れは強いですね。今後もやることは変わらないんで。一戦、一戦、戦っていって上を目指していければ」

細川和輝記者

2023年3月29日 17時47分

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