3年連続ワンツーで久留米記念が開幕! ~久留米競輪~

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注文通りのワンツーで久留米記念が開幕(右・坂本健太郎、左・後藤大輝)
九州ラインで確定板独占

 久留米競輪開設76周年記念G3『中野カップレース』は、6月28日(土)に初日が行われた。オープニングレースは、3年連続で後藤大輝(福岡・121期)と、坂本健太郎(福岡・86期)のワンツーが決まった。

 3年連続で1レース1番車を任された後藤は、突っ張り先行でレースを支配。1年前よりもさらに成長した姿を、地元ファンの前で披露した。「もう1レース1番車は満足です(笑)」と、大役を終えて一安心しながらレースを振り返った。

 「去年(の久留米記念)からの1年間で、特別(競輪)を走って学んだペース配分とか、道中の踏み方を出していこうと思って、突っ張り先行しか考えていなかったです。自分で判断できて、踏み過ぎずにペースに入れられました。(1レース1番車で)期待されてるなかで、ラインで決まって嬉しいです。大舞台で走ることが増えて、その分良い緊張感で走れているし、変な焦りもなくなった」

 その後藤を差し切った坂本は満足気。3年前は後藤に逃げ切りを許したが、昨年に続いてきっちりと差して、2車単の一番人気に応えた。この日は愛妻の誕生日でもあり、喜びもひとしおだ。

 「意外と差す方が売れててビックリしましたよ。(車間を切ったのは)余裕があった訳じゃないけど、最低限やれることはやろうと思った。ちょっと遠いかなと思ったけど、差せて良かったです。嫁孝行ができて良かった」

 これで勢いが付いたのか、久留米勢は総勢9名が二次予選へと勝ち上がった。地元勢の快進撃は続くのか、二次予選も目が離せない。

熊谷洋祐記者

2025年6月28日 19時01分

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