開設75周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」決勝コメント ~松阪競輪場~

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古性優作
タテヨコ駆使する輪界最強選手の動向に注目が集まる
酒井雄多を目標に得た新山響平は展開有利

 10月13日から松阪競輪場で開設75周年記念「蒲生氏郷杯王座競輪」の決勝戦が行われる。決勝メンバーの並びとコメントは以下の通り。
【並び】
①古性優作-④園田匠
⑧酒井雄多-⑦新山響平-⑥佐藤一伸-③渡部幸訓
⑤郡司浩平-⑨武藤龍生
②浅井康太(単騎)

【コメント】
①古性優作「自力自在。バックくらいで車間を切って、わざと(仕掛けて)来させるようにしたけど来なかったですね。(岸田を)残せなかったのは、自分の技量不足です」

②浅井康太「一人で。(郡司は)強い。あんなところいけるんやって。テンポを置かずに。深谷とかが引いてすぐの巻き返しをやりますけど、それをまくりやる感じ。(仕掛ける時のフォームで)踏んだ感覚がわかるし、つきやすかった。眞杉と四日市で練習した時もそうだけど、強い人はわかりやすいし、つきやすい。うまいし、負けようがないですよね。後方かなっていう時にすんなり切り替えてあれを行ってしまうんだか。(地元の声援は)ありがたかった。思いっきり抜きにいきました。(郡司と連係して)2周以上踏む練習をしないと」

③渡部幸訓「北の4番手。疲れがあるのか、今日(3日目)が一番悪かった。明日は大丈夫だと思います」

④園田匠「古性君。意外と(前に)迫れているし、9車で、相手が強い方が自分もいきる。秀之介が昨日の分も展開を作ってくれました。競輪祭に向けて気持ちをいれて練習をしている」

⑤郡司浩平「自力。下手くそだったので反省点はあります。仕掛けは自分の航続距離で押し切れる余裕はあったが、差されているので浅井さんが強かった。でも3日間の中で今日が一番良かったし、疲れも残っていない」

⑥佐藤一伸「北の3番手。自分は末木君をどかして付いていけたんで良かった。でも、脚力不足は痛感している。展開一本です」

⑦新山響平「初で酒井君。彼はいいレースをするし、自分のレースをしてもらってその上で自分も優勝を目指す。ゆっくり加速して(出て)行った。体は日に日に疲れが取れて良くなっている。明日(最終日)もっと良くなると思う」

⑧酒井雄多「志願して先頭で自力。もう少し自信をもって走れれば、その上を仕掛けられたんじゃないかと。古性さんに合わされて、2センターくらいで前に踏んだだけになった。現状はあれが精いっぱいだった」

⑨武藤龍生「初日と同様に郡司君。(3日目は)余裕がもてたし、良くなっている。(状態は)少し上がっているかなって思います」

小山裕哉記者

2025年10月12日 18時56分

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