渡邉拓が2連続完全Vを目指す ~取手競輪場~

決勝戦は単騎戦で挑む
7月16日に取手競輪のF2モーニング2日目が開催され、メインにチャレンジ戦の準決勝戦が行われた。相変わらずの暑さがある中で、129期のルーキー達が負けじと熱いレースを展開。結果として、決勝戦には4人のルーキーが駒を進めた。
その中でも前回の岸和田ミッドナイトで完全Vを飾り、今回も無傷の連勝で勝ち上がった渡邉拓(栃木)に話を聞いた。渡邉は大トリの7Rに登場して圧勝。
レースは渡邉拓の前受けでスタート。赤板で同期の白井輝(石川)が後方から押さえて先頭に立つと、渡邉は突っ張る素振りを見せたが、勢いよく上昇した白井を冷静に送り出して中団3番手に。しかし後方にいた渡邉正人(福島・100期)が、するすると空いた内を上昇し、3番手のインで渡邉拓と並走に。先頭に立っていた白井は、中団争いを尻目にペースで駆けようとするが、渡邉拓が最終ホームで一気に叩いて主導権を奪う。番手の堀内昇(茨城・95期)はダッシュに離れ、渡邉拓の番手には白井がはまる展開となったが、白井は追いつくものの番手で一杯。ゴールまで渡邉拓の勢いが衰えることなく力強く押し切り、無傷の優出を決めた。それでもレース後は「突っ張ろうと思いましたが、(勢いよく来られて)出られてしまった。ラインで決められなかったのは残念でした。」と、反省を忘れなかった。
これで本格デビュー2場所目でいまだ負けなしの5連勝。3車が勝ち上がった関東勢は、渡邉拓と中西将太郎(東京・129期)とで別線勝負を選択。連日、中西と連係してワンツーの川村昭弘(新潟・81期)は、決勝戦も中西の番手で連係することとなり、決勝戦は単騎での戦いになったが、「(単騎での戦いは)アドバンスのような感じですよね。タイミング良く行ければ(問題ない)と思います。」と、臆することはなさそうだ。前検日には「(今開催も)力を出し切る競走がしたいです。」と語っており、2走連続でバックを取る積極的な組み立てで、有言実行の走りを披露した。決勝戦は単騎でも力を出し切って、2場所連続完全Vを狙う。

飯田康太記者
選手詳細データ
渡邉拓 選手 栃木・129期















