復調気配の安藤直希 ~青森競輪場~

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安藤直希
体格に恵まれた大型先行選手
デビューから先行一本で戦い続ける

 10月1日(金)から青森競輪場で開催されているミッドナイト競輪は3日(日)に最終日を迎える。最終9レースではメインとなるA級1・2班戦の決勝戦が行われ、好調な機動型が顔を揃えた。

 6月松山の落車で2ヵ月以上の欠場を余儀なくされた安藤直希(京都・117期)は今シリーズが復帰3場所目。連日の先行策で久し振りの優参を決めて「まだ末脚が甘いし本調子までは戻っていないですけど、前回の平塚よりは良くなっている。自分の走りを貫いて戻していきたいですね」と少しずつ手応えを掴んでいる様子。

 決勝戦を前にして「自分のやることは変わらない。もう少し色々なパターンで走りたいんですけど、不器用なので先行しかできない。決勝も出し切るだけですね」と主導権取りに迷いはない。

 連勝で勝ち上がった長田龍拳(静岡・117期)や、優勝候補の中釜章成(大阪・113期)を相手に主導権はこの男が握る。

及位然斗記者

2021年10月3日 00時17分

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