『第4回ガールズフレッシュクイーン』は尾方真生がまくりで快勝 ~平塚競輪場~

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ウィンディ君を片手に高らかにガッツポーズする尾方選手
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外を迫る吉川選手を1/2車身振り切ったところがゴール線
ライバルを退けて昨年のリベンジを果たした

 4月10日(日)に平塚競輪場で行われた『第4回ガールズフレッシュクイーン』は一番人気に推されていた尾方真生(福岡・118期)が外併走からのまくりでライバルを一蹴。昨年の雪辱を果たして優勝を決めた。
 
 初手で6番手に構えた尾方真生は打鐘から上昇を開始した太田瑛美を冷静に見ながら真後ろで様子を見る。最終ホームから踏み込んだ太田瑛美が山口真未を叩き切いて主導権取り。尾方は山口真未の外で併走する形となったが、最終2コーナーからまくりを発動。最終ホームから巧く尾方真生の後ろへとスイッチして追い込みを狙った吉川美穂を力強く振り切ってゴール線を駆け抜けた。
 
 「太田さんが先行するかなと思っていたけど、少し外に浮き気味になってしまって迷いました。でも、迷ったところで仕掛けられた。外併走をすることがあまりないし、山口さんが内でヨコにいたのでいってしまえって思って仕掛けました。3コーナー、2センターと回して、そこから踏み直せました。単発レースはいっぱい走っているけど、1着が1回もなかった。展開は思っていたのと違ったんですけど、嬉しいです。平塚はやっぱり苦手かな。重かったです」
 今月は4月15日からの四日市F2と4月25日からの久留米に出走予定。そして来月はいわき平で行われるガールズコレクションに出場する。
 「もっと脚を付けて、年末(のガールズグランプリ)も出られるように頑張りたい。次のいわき平(のガールズコレクション)でもまずは3着以内を目指して走りたいです」
 
 初のタイトルを手に自身2度目となる年末のガールズグランプリ出場へ、さらに脚力を磨いて存在感を高めていく。
 

細川和輝記者

2022年4月10日 14時31分

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