G1覇者の児玉碧衣がシリーズをけん引 ~函館競輪場~

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スピードを生かしたスケールの大きな走りでファンを魅了する
初日から強気な走りでⅤ奪取を目指す

 7月15日(土)から函館競輪場を舞台に『ガールズケイリンフェスティバル』が幕を開ける。サマーナイトフェスティバルと並行して行われるガールズフェスティバルは予選1、予選2のポイント獲得上位者によって17日に決勝戦が行われる。岸和田で行われた『パールカップ』を制した児玉碧衣(108期・福岡)は6月の当所でも完全優勝を達成している。2年前に当所で行われた同大会の悪いイメージを払拭してシリーズをけん引する。
 
 「(パールカップは)3日間を通して、3日間とも納得のできるレースができたのは久しぶりだった。でも、サマーナイトフェスティバルだけは獲れないですね。2年前のここでも未勝利で終わった。(今回は)獲るつもりで来ました。(大宮を腰痛で)欠場したけど、練習はできました。それを出せれば優勝できると思います。みんなが決まってないなかで、自分だけグランプリが決まっているのは精神的に楽に臨めるかなと。(500勝まであと2勝と迫っているが)今回中に決めたいですね」
 
 パールカップは初日、決勝と逃げ切り勝ち。2日目は決まり手こそまくりとなったが、3日間とも最終バックを取っている。今シリーズも自信に満ち溢れた仕掛けでライバルを封じてガールズケイリンフェスティバル制覇へ一歩づつ確実に近づいていく。

細川和輝記者

2023年7月14日 17時13分

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