最強の女子決定!地元の児玉碧衣がV ~久留米競輪場~

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賞金ボードを掲げて喜びを爆発させた
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ゴール線を先頭で駆け抜ける①番車の児玉碧衣
豪快なまくりでライバル達を一蹴

 4月28日(日)に久留米競輪場で第2回オールガールズクラシックGⅠの決勝戦が実施され、地元の児玉碧衣(福岡・108期)が豪快なまくりでV。GⅠタイトル獲得と同時に、年末に開催されるガールズグランプリの出場権をゲットした。

 レースは号砲と同時にスタートけん制が入る。押し出されるように小林莉子が誘導を追っていき、先頭から小林-尾崎睦-柳原真緒-児玉碧衣-吉川美穂-野口諭実可-久米詩で周回。打鐘を迎えてもペースは上がらず、先頭の小林がそのまま先行。児玉は5番手だったが、最終2コーナーから仕掛けると一気に前団をまくり切った。
 「お客さんの声援が、本当に競輪人生で一番なんじゃないかってくらいすごくて、それがすごく力になりました。地元でグランプリを決められたのが、本当に嬉しいです。あそこまでけん制が入るとは思わなくて、我慢比べになったんですけど、(小林)莉子さんが追ってくれて。あのあたりは冷静に周りを見れたと思います。久米さんが上がってきて、下げる形にはなったんですけど。カマシも頭には入れていたけど、後ろに(吉川)美穂さんがいて、連日伸びていたし抜かれるのが頭にあった。まくり勝負に切り替えました。連日体が動いていたし、今日(最終日)もローラーから調子が良かった。あとは、自信を持って走るだけだなと。賞金ランキングも下の方だったし、GIを獲りたい欲が出て、プレッシャーもありました。本当に声援が力になって、緊張がほぐれて1着が取れたと思います」

本吉慶司記者

2024年4月28日 21時19分

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