ベテランの味を発揮した増成富夫 ~大宮競輪場~

AⅠで自分のことを調べてもらった
大宮競輪場では10日からモーニング開催『楽天Kドリームス杯』が行われている。初日の5レースではベテランの増成富夫(岡山・66期)が一発をみせた。新人の辻田祥大に突っ張られたが、立て直して好位取りからの踏み込みで白星を挙げた。
「(突っ張られてから)誰もこなかったからね。まくりはしないで4コーナー勝負で。脚はたまっていましたよ」と話す。
「大宮は相性いいんですよ」と言う通り昨年の12月と一昨年の4月は決勝に進出。決勝進出ならずでも昨年の7月でも白星を挙げていた。
増成がふと、面白い話をしてくれた。「後輩にAⅠのやり方を教えてもらって、55歳競輪選手とか打ち込んで色々と調べたみた。そうしたら『休みなさい』って返事が返ってきた。自分は昭和の人間だから、練習をやりすぎるくらいしていないと不安だった」。確かに年を取るとともに『休むのも練習のうち』とはよく言われること。増成も「疲れが取れた」と言い効果はあっただろう。
「(準決は同県の)小西(涼太)君へ」の願いは叶わず準決勝も別のレース。しかし、お互いに勝ち進めば決勝で連係できる。メンバー的にも準決勝は激戦になるが、好相性の大宮とベテランの冷静な走りで突破できれば新鋭と夢の連係が可能になるはずだ。

木村貴宏記者
選手詳細データ
増成富夫 選手 岡山・66期
















