在所5位の伊藤京介が完全V! ~平塚競輪場~

前回の悔しさを晴らす完全V
平塚競輪場で開催されている『競輪ルーキーシリーズ2026』の第3戦目は、5月24日に最終日が行われた。129期男子決勝戦は、在所5位の伊藤京介(三重)が、最終2コーナーから豪快まくりを決めて、完全優勝でデビュー初Vを飾った。
伊藤は初手で3番手を確保。最後方から一気に仕掛けた坂井央雅が打鐘2センターで先頭に飛び出すと、前受けした沢田桂太郎がいったん引いて、最終ホームですぐさま仕掛ける。伊藤は2コーナーから豪快にまくると、直線ではまくり迫る中村嶺央の追撃を振り切り、完全優勝を飾った。
「いい車番をもらえたので、様子を見てと思ってました。今日(最終日)が一番視野を広く持って、落ち着いて走れていたと思います。坂井君が一人でカマしてペースが上がっていったんですけど、ここってところでドンピシャのタイミングで仕掛けられた。先に仕掛けた人で決まるような展開になったし、前回(の松山)はこの展開で中村君に負けた。その展開のなかで、自分の勝ちパターンに持っていけました。レースにも適応できてきたし、心の余裕が出てきて、初日の1着で味をしめて、精度を上げることができた。兄(伊藤裕貴・100期)と練習した時間が有意義だったし、中10日で調整したかいがありました」
名門の日本大学自転車競技部出身で、21年に出した1kmタイムトライアルのジュニア日本記録は、いまでも破られていない。養成所ではゴールデンキャップを3度獲得し、在所順位は5位。前回のルーキーシリーズ松山は未勝利だったものの、今シリーズの初日に初勝利をつかむと、その勢いで3日間白星を並べた。次走は、6月6日からの奈良ミッドナイトに出走予定で、7月には本格デビューを迎える。

中田真弘記者
選手詳細データ
伊藤京介 選手 三重・129期











