半田水晶が本デビュー初戦を迎える ~川崎競輪~

「やることは決まっているので、それができるかが鍵ですね。誰よりも風を切るつもりで走りたいです」
6月30日から川崎競輪場でFIガールズナイターシリーズが開催される。今節から2025年の後期開催となり、127・128期のルーキーが続々とデビューを果たす。今シリーズはガールズケイリンから2名が参戦し、適性組ナンバーワンで在所4位のホープ・半田水晶(茨城・128期)に注目が集まる。
「前回の平で落車して打撲がひどかった。左半身と右の膝も痛めたけど、普通に練習してこれたし今は問題ないです。(今回が本デビュー初戦で)まだ同期としか走っていないし何とも言えないけど、やることは決まっているので、それができるかが鍵ですね。誰よりも風を切るつもりで走りたいです。選手になる前に奥井(迪)さんの存在を知って、先行ってカッコイイなと思って自分も先行で頑張ろうと思いました。今回は師匠(芦澤大輔)とも一緒なので心強いです。気持ちが入るし、下手な走りはできないですね。今の目標は(大きな所は目指さず)目の前の一勝です。自分の走りをしないと現状がわからないし、今回で課題も見つかると思うので」
養成所時代から積極策を貫き、先行に強いこだわりを持つ半田。師匠の芦澤大輔と同あっ旋ともなれば、本デビューの今節は3日間、気風のいい走りを見せてくれることだろう。